通信制高校は公立と私立どちらを選ぶ?それぞれの特徴も併せて解説!

通信制高校は、選択肢がたくさんありますよね。そのため、どの学校を選ぶか迷ってしまう方は多いでしょう。そのような場合は、まず最初に公立か私立かを決めましょう。この記事では、私立の通信制高校を卒業した現役大学生が、公立と私立どちらを選ぶかのお手伝いをします!

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【通信制高校】公立と私立の比較表

まずは、比較表を見ていきましょう。地域や学校によって異なるものなので、こちらはおおまかな特徴です!

公立私立
費用(年間)3∼5万円15万円∼
サポート体制ほぼない充実している学校が多い
登校日数・曜日土日のどちらかが登校日週0日∼5日まで選べる
学校行事単位認定のため参加が必要参加が必要だが、種類が豊富で負担が少ない
注意卒業までの年数3年では単位を取り切れない場合もある基本は3年

公立と私立の違いとして、やっぱり1番大きなものは費用ですよね。でも、それ以外にも違いはたくさんあります!ひとつひとつ、ご説明していきます。

費用

通信制高校に入るとき、公立の場合は「学校に支払う分」のみが必要です。
それに比べて、私立の場合は「学校に支払う分」と「サポート校に支払う分」のふたつがあります。

学費が安い私立だと、就学支援金でほとんどをまかなえる場合もあり、「10万円で卒業できる私立通信制高校!」などの広告を見かけることもありますよね。しかし、その金額にはサポート校の費用が含まれていないので注意が必要です。

サポートの費用は、その学校によってピンキリです。オンラインコースで登校が必要ないものから、週5日、全日制高校と同じペースで登校するコースもあります。やはり、登校コースを選ぶと費用は高く、年間100万円以上のところもたくさんあります。

サポート校は、その校舎ごとに運営会社が異なります。そのため、費用もそれぞれの校舎によって違うため、気になるところがあればすべてに資料請求をしてくださいね!

サポート体制

やっぱり、サポート体制は費用が高いところほど充実しています。
公立はサポート体制がほぼなく、それは卒業率にも表れています。

通信制高校は在籍年数が人によって異なるので「在籍卒業率」といものを使って計算します。ちょっとわかりにくいので詳細は割愛しますが、この表では在籍卒業率を3倍にした数字を「卒業率」とします。

卒業率在籍卒業率
公立50.1%16.7%
私立97.5%32.5%
参考:政策研究大学院大学 通信制高校の現状と
卒業率に関わる要因の調査分析

公立高校は、サポート一切なしで自分で全てをやる必要があります。通信制高校の勉強内容自体は難しくありませんが、単位取得計画を立てるところで挫折してしまいがちです。

私立高校だと計画を立てるサポートから、計画通りにいっていない生徒へのアドバイス、家庭への連絡などを行うところもあるので安心です。

「真面目に頑張ったのに計画立てる段階でミスしていて、3年で卒業できない…」なんてことは、私立高校では起こりにくいです。

登校日数・曜日

公立高校は、毎週土日のどちらかに授業を行っているところがほとんどです。通信制といっても、卒業のためには「スクーリング」や「特別活動」などで学校に出向く必要がありますが、公立だとその曜日が固定されています。

公立の通信制高校は全国に78校しかありません。そのため、自宅から遠い場合が多いです。公立高校は特に、通いやすい場所にあるかどうかが重要なポイントですね。

一方、私立の場合はオンラインで授業に参加できるところや、1年間に1度集中してスクーリングを行うところなどがあります。私が通っていた私立高校は1年に1度1週間、まとめてスクーリングが開催されていました。その1週間は結構ハードですが、短い期間なので耐えられる程度です。

学校行事

学校行事といえば、入学式、卒業式、体育祭、文化祭、修学旅行などを思い浮かべますよね。
通信制とはいえ、卒業のために「特別活動」の単位を取る必要があるので学校行事は参加することが求められます。

その際、私立高校ではその校舎ごとのオリジナルな行事が開催されていることが多いです。私の学校では映画観賞会、博物館への遠足、その他色々なワークショップがあったので好きな行事を選んで参加しました。海外修学旅行なんかもありましたよ。

卒業までの年数

最後に、これは意外な落とし穴なので転入を考えている方は特に注意が必要なポイントです。

公立の学校では1年間の単位取得上限が定められていることが多いです。転入を検討していて、今の学校で取得した単位が少ない場合、同世代の人と同じ年に卒業するためには残りの年数で大量に単位を取る必要がありますよね。

その際、単位取得上限以上に単位が必要だと、卒業の年が遅れます。
「最初の年に単位を落としすぎたから後半巻き返そう!」と思っても、公立ではそれができないということです。

私立だと取得上限が無い場合がほとんどなので、頑張れば最後の年に巻き返すこともできます。

私は転入前の高校で単位をほぼ取れなかったので、公立だと卒業が遅れることがわかり、私立へ行くことにしました。

公立がおすすめな人、私立がおすすめな人

公立がおすすめな人
  • とにかく費用を抑えたい
  • 自己管理できる、もしくは家族など誰かからの協力が得られる
  • 学校が通いやすいところにある
  • 平日働いていて、土日に学校に行きたい
私立がおすすめな人
  • 平日学校に通いたい、又はオンラインで授業を受けたい
  • 単位のことなど先生にサポートしてもらいたい
  • 同年代の人と同じ年に卒業したい
  • 大きな学校行事ではなく、こぢんまりした行事に参加したい

公立でも私立でも、まずは見学に行ってみよう!

通信制高校は、公立、私立の違い以外にもそれぞれの校舎で大きな違いがあります。どこの学校も定期的に説明会をしていたり、説明会をしていなくても見学させてくれたりするのでぜひ参加してみましょう!

特に、サポート校は学校によって全く雰囲気が異なるので、3校以上の見学に行くことがおすすめです。自分に合った通信制高校を見つけて充実した生活が送れますように!

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